フィスコのニュース

白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコのニュースを紹介していきます。

フィスコwebにて「ソーシャルレポーター」の記事一覧をリリース(2023年4月20日)
フィスコは、Webサービスの「フィスコweb株~企業報」にて、「ソーシャルレポーター」の記事一覧の提供をスタートしたようです。
ソーシャルレポーターとは、ブログやSNSを通して自ら率先して情報発信を行っている個人投資家の中から、同社がセレクトし、公認した人とのこと。フィスコwebやアプリ、Yahoo!ファイナンスなどにコンスタントに記事が配信されているそう。
それぞれのソーシャルレポーターが書いたコンテンツはあくまでも個人投資家たちの意見や見解とのこと。フィスコによる意見や見解ではないため、その辺を注意しながら参考にするといいかもれません。

フィスコwebのLearn to Earn機能にFSCC交換機能を実装(2023年4月28日)
同社は、「フィスコweb株~企業報」のLearn to Earn機能において、フィスココイン(FSCC)交換機能を実装したそうです。

この機能は、同サービスのコンテンツを読むことでポイントを獲得でき、得たポイントはFSCCと交換できるシステムなのだとか。個人ユーザーや上場企業向けにサービスを展開しているとのこと。FSCCは、次の3つのサービスで利用可能だそうです。

①クラブフィスコ商材をFSCCで割引購入
会員制情報販売サービスの「クラブフィスコ」の一部商品を、20~30%OFFで買えるとのこと。

②ステーキング
FSCCを50単位持っているだけで、有名投資家による特別なコンテンツを閲覧できるようになるのだとか。今はテスト提供を行っており、はっしゃん氏、Rょーへー氏の特別コンテンツを見ることができるようです。

③レンディング
FSCCレンディングアプリケーションは、持っているFSCCを該当アプリにおけるスマートコントラクトに貸出し、賃借数に応じた賃借料としてFSCCを受け取れるサービス。FSCCを貸出すことで、賃借料としてFSCCを受け取り、FSCCの枚数を増やすことができるようです。

フィスココイン(FSCC)のステーキングに新たに3コンテンツを追加(2023年5月29日)
同社は、FSCCを活用したコンテンツ提供サービスのステーキングにおいて、新しく3つのコンテンツを追加したようです。

IRコンサルティング事業本部のサービス

フィスコのIRコンサルティング事業本部が行っているサービスについて紹介していきます。

SRコンサルティング業務
持ち株解消に伴う海外機関投資家保有の割合が増えたほか、コーポレートガバナンス・コード導入やESGの高まりを受け、SR(株主との対話)のニーズが増しているそう。
フィスコでは、機関投資家株主とのエンゲージメント活動サポートや個人株主対策のコンサルタントなど、手広いソリューションを提供しているようです。

・株主判明調査
現地欧米の事業会社と協力し、他社と比べて7~8割の費用で対応しているとのこと。

・アクティビスト対応・株主提案対応
アクティビストからのリクエストへの対応について助言してくれるそう。卓越したスキルと知識を持つチームは、アクティビストによる企業統治、会社法、金商法、規制・訴訟といった多様な要請の問題点を把握し、対処してくれるようです。

・委任状争奪戦対応
上程議案の前持った賛否シミュレーションや議決権行使促進、総会後の議決権行使結果分析など、スムーズな株主総会をサポートしてくれるようです。

・敵対TOB対応・企業価値向上アドバイザリー
企業価値アップに貢献するエクイティ・コンサルティングを提供しているとのこと。

・海外機関投資家ロードショーサービス
欧米アジア、2,000人の機関投資家リストよりオンラインミーティングを含む適格なアレンジメントを提供してくれるようです。

ガバナンスコンサルティング業務
改訂コーポレートガバナンス・コードの導入に伴って、ガバナンス・ガイドラインの制定や取締役会の基幹設計、役員報酬設計などに関連するコンサルティングを行っているそう。
中でも、取締役会評価は株主の需要を知り尽くしているフィスコの強みを活かし、ほかにはないサービスを提供しているといいます。
・取締役会評価
・社外取締役紹介サービス
・株式報酬制度設計サポートサービス

フィスコ企業調査レポート
アナリストによる企業取材レポートです。経営戦略、成長性分析、実行力検証など、投資家が関心を持っている内容を重点的にレポートするそうです。
・フィスコ企業調査レポート
・REITレポート
・ESGレポート
・コロナ対応レポート

IRコンサルティングサービス
同社が長い間培ってきた金融情報配信ネットワークを用いて、機関投資家から一般の個人投資家まで、幅広い投資家層とのコミュニケーションをサポートしてくれるサービスです。

コミュニケーションツール
投資家との対話を促進するIRコミュニケーションツールについて、企画・制作・製本(デジタル化を含む)・IRサイト構築に至るまで、フルラインでサポートしてくれるとのことです。全て和文/英文、オンラインに対応してくれます。

ビジネス翻訳
白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコは、会社案内のほか、ウェブサイト、社内報、社内規定などの英語への翻訳について何年もの実績を有しているそう。
すべて英語ネイティブが翻訳することにより、英語圏の読者にとって自然かつ読みやすい文章を実現。それに加え、日本人チェッカーがクロスチェックすることで、日本語の意味をよく反映した適切な英文を提供するそうです。

IR実務サービス
任意・適時開示情報などの文書作成のほか、投資家の意識調査(パーセプションスタディ)、説明会関連サービスなど、上場企業のクライアントのIR実務サポートを展開しているようです。

TCFD(気候関連財務情報)開示支援
G20の要望を受け創立したのがTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)です。このTCFDフレームワークに基づいて、適正な情報開示を会社ごとに提案するといいます。

・シナリオ分析サポート
ガバナンス整備をはじめ、リスクの重大性の評価、シナリオ群の定義、ビジネスインパクト評価、対応策の定義、ドキュメント化と情報開示などシナリオ分析の段階ごとにサポートしてくれるようです。

・CDP回答サポート
CDPの「気候変動質問書」について、回答案の作成や二酸化炭素排出量の算定、二酸化炭素排出量について、第三者審査機関の認証取得を行うコンサルティングサービスとのこと。
回答案の作成サポート、もしくはスコアアップ対策を講じてくれるようです。

・二酸化炭素排出量算定サポート
GHGプロトコルや各種ガイドラインに基づいた、二酸化炭素排出量算定サポートサービスを提供しています。

フィスコ企業調査レポート紹介動画
フィスコ企業調査レポートを、会社ごとに簡単にまとめて動画で紹介しているようです。

英文開示・翻訳サービス

フィスコIRコンサルティング事業本部の英文開示・翻訳サービスでは、財務やIR及びビジネス分野の英訳サービスを提供しているようです。

特徴として、次の5つが挙げられます。
①英語ネイティブによる自然な翻訳
②日本人のクロスチェックによる安定したクオリティの保持
③企業特有の表現や用語の統一といったきめ細やかな対応
④過去資料踏襲による資料統一性の保持
⑤優れた費用対効果

財務・IR翻訳

ディスクロージャー資料の英訳需要は確実に増加しているといいます。
会社は、世界の舞台で通じる財務翻訳機能を提供できる第三者機関を欲しているそう。しかし現況では、業界が整備されてないため専門の財務翻訳者が足りないのだとか。財務翻訳を専門とした会社は僅かとのこと。
フィスコのIRコンサルティング事業本部は、法定開示資料をはじめ、速報性が要求される決算短信などの適時開示において長年にわたる実績を有しているそうです。
培ってきたノウハウにより、納期への対応と安定したクオリティを叶えているようです。また、各種リリースや決算説明会資料など和文資料を英文でPPT化するサービスも提供しているとのこと。加えて、最近急激に需要が伸びている英文財務諸表の制作にも対応できます。
40年以上のIR分野で積み重ねてきた翻訳の知識・技能により、各種開示資料の翻訳を支援してくれるようです。

同社では、クライアントの好みや開示資料の内容に合わせて、担当のライターが仕上がりの英文のニュアンスを調整してくれるそう。制度開示情報向けの和文の逐語訳志向、任意開示情報向けの自然な英語表現志向どちらもオーダーできるということでしょう。

財務・IR翻訳 年間翻訳パッケージプラン

フィスコの翻訳サービスでは、年間パッケージを望むクライアントを対象とした特別プランを準備しているといいます。年間に発生する翻訳の分量(日本語の文字数)に応じて、割引単価を適用してくれるそうです。

ビジネス翻訳

英文会社案内をはじめ、英文Webサイト、英文製品カタログ、英文社内報、英文社内規定など、ビジネス文書に関する英訳も長年の実績があるそう。全て英語ネイティブが翻訳し、日本人によるクロスチェックがあることです。
ビジネス英訳では、翻訳の分量(日本語の文字数)が多い時には、ボリュームディスカウントを適用してくれるそうです。気になる人は、フィスコ公式HPより問い合わせてみてはいかがでしょうか。

多様な翻訳ニーズに応える体制

同社はネイティブライターによる相互確認のみならず、日本人チェッカーによるクロスチェックを実施することで、より安定したクオリティを提供しているそう。

英語を母国語とするネイティブライターが英訳を担当してくれるようです。
また、2人の英語ネイティブライターが相互に意見交換・確認を行う「クロス・エディティング・システム」を採用しているとのこと。さらに日本人チェッカーが、日本独特の表現も含めて的確に翻訳されているか確認。
表現や用語を統一するため、用語集や表記スタイルガイドを整備するそう。それによって、統一性のある英文資料を提供しているようです。クライアント独自の用語や言い回しのデータも蓄積しているとのこと。

フィスコのIRコンサルティング事業本部では、翻訳作業だけでなく、クライアントにて英訳された原稿のネイティブチェックも引き受けているようです。ネイティブチェックをしてもらうことで、安心できそうですね。

フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部の事業内容

シークエッジグループ(代表:白井一成)のフィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部は、「完全に統合されたコミュニケーション・サービスへ」を合言葉に、複合的な戦術と、領域を貫いて機能するフルレンジのサービスを提供しているようです。
「心を動かす、動画をつくる。」をスローガンに掲げ、多岐にわたる広告制作で積み上げてきた企画力とノウハウによって、見た人の心を動かす動画を作成しているとのこと。
フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部の動画制作には3つのポイントがあります。

①企画・構成から編集まで対応
②目的に合わせて戦略的な企画を提案
③制作後の活用・運用もサポート

また、どんな些細なことでも相談してほしいとのことで、制作にあたって細かいヒアリングがあるようですね。

「セミナー撮影をする際に音声もキレイに収録したい」「飛ばされないYouTube広告を作成したい」「自社製品紹介や取扱説明のビデオを作りたい」「外国人向けに観光PR動画を作りたい」といった要望に応えてくれるそう。
ほかにも、「会社の紹介ムービーを作成したい」「撮影した動画の、編集だけやってほしい」「インタビュー動画をまとめたい」「動画を作るだけでなく、上映や公開までサポートしてほしい」など、様々なリクエストに対応可能だそうです。

制作料金の目安も公式サイトに載っていたので、紹介したいと思います。

・バンパー広告(予算5万円~)
依頼者から提供されたイラストなどの素材を編集し、6秒程の動画を作成。素材の作成もしてくれるようなので、相談してみてはいかがでしょうか。
編集を担当してくれるようです。

・プラン1(予算10万円~)
インタビューやセミナーといった、複雑な編集を必要としない記録映像など。オプションで「撮影時間の延長」や「パワーポイント資料の組込み」も可能とのこと。また、イラストの簡易アニメ化にも対応してくれるようです。
撮影・編集を担当してくれます。

・プラン2(予算30万円~)
会社や商品、サービスなどの紹介動画を制作してくれるようなプランだそうです。写真やイラストなどの素材を持っている場合は、それらを活用して作業を最小限にすることで費用を抑えられるそう。
企画・撮影・編集を担当してくれるようです。

・プラン3(予算50万円~)
予算や目的に合わせて、複数の企画を提案してくれるそう。映像演出をはじめアートディレクション、ナレーション収録を行い、高品質な動画を制作してくれるとのこと。撮影は2日まで対応してくれるようです。
企画・演出・撮影・編集・ナレーションを担当してくれます。

リーズナブルなものから本格的なものまで対応してくれるようなので、目的に合った動画制作を依頼しやすそうです。

制作事例

白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部で行っている動画作成の制作事例について紹介しましょう。

SMBC日興証券では、投資家向けの動画を制作したそうです。
企画は絵コンテ作成で、撮影は1日(1カメラマン、1カメ)とのこと。
編集は、映像編集のほか、フリップ差し込み、音声調整。音楽はオープニングのみ、著作権フリー音源より選曲したそうです。動画の時間は7:43。
撮影後1週間ほどで納品となったようです(データ1種)。
そのほかスタジオ手配、照明追加、フリップ入稿、オープニングアニメも手掛けたとのことでした。

Bocoでは、展示会場上映用動画を作成したようです。
企画は企画提案と絵コンテ作成で、撮影は1日(1カメラマン、2カメ、アシスタント)でした。
編集は、映像編集をはじめ、テロップデザイン、商品写真追加。音楽は著作権フリーの音源から選曲・購入したそう。動画の時間は1:22と短めです。
納品は撮影後1週間程度で、データ1種、DVD2枚とのこと。
そのほかロケハン、俳優キャスティング、小道具手配、スタジオ手配も行ったようです。

SJIでは、個人投資家向けセミナーの動画を作成したとのこと。
撮影は1時間程度(1カメラマン、1カメ)です。編集は、カット編集、パワーポイント資料の組込み。音楽はなく、動画の時間は20分程度。
納品は撮影後1週間程度で、データは1種だそうです。

ウェブトラベルでは、インバウンド向けプロモーショーンムービーを制作していました。
企画は、簡易絵コンテ作成。撮影は1カメラマン、1カメで、1日かけて行われたようです。
編集は映像編集と、写真の組込み。音楽は著作権フリー音源から選曲したそう。
動画の時間は2分程度。納品は撮影及び素材購入後、2週間程度でデータは1種でした。そのほか、著作権フリー写真の購入をはじめ、英語翻訳、ロケハン、小道具の手配、スタジオ手配、照明追加も行ったようです。

株式会社ソラストでは、取り組み紹介動画を作成したとのこと。
企画は、絵コンテ作成とインタビュー原稿作成です。撮影は1日で行われました(1カメラマン、2カメ)。編集は、映像編集、テロップ、音声調整です。
音楽は無しで、動画の長さは3分15秒と少し長め。納品は撮影後2週間程度で、データは1種です。出張撮影で対応したとのことでした。

顧客ニーズに合った、様々なバリエーションの動画を作成してくれるようですね。

フィスコのダイヤモンドエージェンシー事業本部の発想はユニークで、きちんと的を絞った戦略と、ポイントをついたインサイトを持ち、広大なメディアでその力を発揮することができるといいます。
緻密に計画されたブランド・フレームワークの中でこれらのファクターが完全に統合された時、コミュニケーションが成功するとのこと。
フィスコを後ろから突き上げ、ブランドを動かす推進力は、“創造的なインスピレーション”のみだそうです。

フィスコのダイヤモンドエージェンシー事業本部の主なクライアントは、次のような企業だそうです。
エスシー・カードビジネス、花王、月桂冠、渋谷区観光協会、大和ハウス工業、東京ガス、東芝デジタルソリューションズ、日揮、日展、日本郵政、三井住友カード、森トラストなど。

フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部

フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部は、フィスコの事業の一端を担っている広告代理事業部門とのことです。(フィスコは、白井一成が代表を務めるシークエッジグループの会社)
セールスプロモーションとブランディングを両立した、高いレベルのコミュニケーションを、顧客に提供しているそうです。

同社の目標は、クライアントと真のパートナーシップを築くというもの。その想いを、社内で共有しているそうです。
フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部は、クライアントがそのビジネスで結果を出し、さらに目指すべきところに近づくための、広く深い知識と経験を得てもらえるように活動しているとのことです。

世界はいま、激動の真っただ中にあり、その変化はスピードアップしています。変化の一番大きな原因は、ネット化、情報技術(IT)のイノベーションの進展と国際化とのことです。フィスコの同事業部も、ネット化、ITにより効率性を追求しているそう。

また、専用サイト「広告無料相談/見積サイト アドネル」の開設や新しいテクノロジーへの対応などを積極的に試みることで、クライアントに最適なサービスを届けるのだとか。

ビジネスは世界の大変革期を迎えるにあたって、これまでとは違った大規模な対応を迫られているのだとか。
今や、全ての情報が一瞬で世界中に伝えられたり、アウトソージング可能な業務が低コストで対応できる新興国に移されつつあったりするようです。

これによって、各地でこれまでのビジネスモデルの価値の下落や、代用案の出現が起こっているのだとか。

同じように、広告業界にも変化が起きているようです。ネット社会の発展により、消費者も必要な情報にいつでもアクセスできるようになりました。そのため、情報格差を活かした従来のビジネスモデルには限界があるのだとか。

このように、世界が大きく変化するなかで、クリエイティビティは今後最も大切な経営方法だと考えられているようです。

これまのビジネスにおいても、定量的なアナライズは重要でした。しかし、IT化・グローバリゼーションが進行する中では、「値段が安いこと」「品質が優れていること」だけでは競争力がないのだとか。感性やデザイン、ストーリーなどによって裏打ちされた調和、全体性を実現するクリエイティビティには消費者へのアピール力や共感を呼び起こすことで、他とは異なるビジネスモデル構築に至るようです。

そこで、フィスコはダイヤモンド社のDNAを引継ぎながら、フィスコというネット金融情報メディア部門として展開。時代をリードするための戦略をたてるための組織力を実現したのだとか。フィスコにはコンサルティング部門やM&A部門があります。更に、多数の上場企業と企業ネットワークを構築。そのネットワークに基づいたIRスキルをベースにしながら、オリジナルのコンサルティング手法を活かした提案をします。

フィスコオリジナルの手法とは「コミュニケーション・プロトタイピング、行動指向型統合ブランディングコミュニケーション」なのだとか。会社ぐるみで能動的に、お客様のニーズを超えたクリエイティブ戦略を提案できるようです。

フィスコは新たな広告代理業ビジネスモデルの推進を目指しているようです。現代社会において、クライアントにとって本当に価値のある創造性を大切に、既存のビジネスモデルを効率化。更に、企業価値と存在意義を踏まえたうえで、フィスコだからこそ可能なクリエイティビティの提供を軸にして努めるようです。

フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部のあゆみ

フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部は50年以上にわたって、国内企業のコミュニケーションにソリューションを提供し続けてきました。そのルーツは1952年に創業されたダイヤモンドエージェンシーにあるのだとか。
当初はダイヤモンド社の出版広告代理店としてダイヤモンドグループ内に発足。色々なマガジンの販売促進のための広告制作が主な業務だったようです。

5年後には業務範囲を放送メディア、印刷など幅広い領域へと広げその活動も戦略コンサルティングからクリエイティブまでのフルサービスへと展開すると同時に、名前をダイヤモンドエージェンシーと変更したようです。その後、20年間におよぶ発展の間に、エンターテインメント、レジャー、不動産、金融サービス産業などといったそれぞれの分野において事業を実施。それぞれの事業は好調だったとのこと。そして、1980年の後半には自治体・街全体のマーケティングパートナーとして、日本国内で初めてアウトレットモールの立ち上げや、住宅・商業地域開発のひとつの役割を引き受けたそうです。

そんなこの会社が現在のような体制になるきっかけは、2006年に統合型ブランディングのプロフェッショナルカンパ―二―として再出発を果たしたこと。更にその3年後に、白井一成が代表を務めるシークエッジグループの企業フィスコの広告代理業部門として事業を開始したことのようです。

沿革

1962年
フィスコダイヤモンドエージェンシーは、もともとダイヤモンド社が発行する「週刊ダイヤモンド」など各種メディアの広告業務代行を目的として組織され、「ダイヤモンド雑誌広告株式会社」と称したそう。ダイヤモンド社のメディアだけでなく、いち早く新聞・雑誌広告を広く扱うことを通して、順調に業績をあげていったとのことです。

1967年
ラジオ・テレビ部門へも業務を拡げました。それに伴い「株式会社ダイヤモンドエージェンシー」へと社名を変更。総合広告代理店としての機能を安定させる傍ら、顧客のニーズにあわせるために、「産業広告」部門におけるマーケティング・クリエイティブ手法の開発へと注力。コミュニケーションおよびセールスプロモーションの専門分野をしっかりと打ち立てたのだとか。

1969年
アメリカ産業広告主協会AIAに加盟すると同時に、国際広告室を設立したようです。日本企業の海外広告の取り扱いを開始。また、海外クライアントを獲得したのだとか。

1970年
日本産業広告協会が設立されたようです。フィスコは設立と同時に加盟していたそう。他の加盟各社と共に、産業広告分野の確立・発展のために寄与を続けているようです。

1982年
専門分野のコミュニケーション手法を売りにした提案がそれぞれの顧客から好評を博したのだとか。この年代の前後に立て続けに、コンピュータ・エレクトロニクス・不動産など、様々なビッグクライアントを獲得したようです。

1984年
この年にはフィスコの顧客が多様化したようです。産業広告クライアントに加え、住宅、クレジットカード、レジャー・娯楽関係などと取引するようになると同時に、業務も多角化。更に、全国一斉ウォークラリー大会の運営に携わったようです。

1987年
この頃より、CI、VIを数多く手がけたそう。スポーツ施設のCI計画をトータルに実施したのだとか。
更に「就職見聞録」をこの年から1年に1回スタートしたようです。「就職見聞録」はテレビ番組を中心にしたマルチメディアとのことです。

1989年
教育事業部を設立し、企業の社員教育事業を手掛け始めました。また、SP事業部も設立。「横浜シティウォーク」、「横浜ベイブリッジ開通記念イベント」などを行い、イベント事業に本格的に進出したそうです。

1990年
ダイヤモンド社と一緒に、ダイヤモンド・デザインマネジメントネットワーク機構(DMN機構)を設立・運営をスタート。また、東京国際ウォークラリーをこの年から行ったようです。

1991年
NTTの特別協賛を得て、国際テニス同盟主催のNTTワールドジュニアテニス大会を実現させたとのこと。それ以降、毎年運営実施にあたっているそうです。

1993年
日本全国のサッカーチームに所属している少年少女をサポートするため「少年サッカー手帳」を考案。日本サッカー協会公認のもと企画・制作し、大手スポンサーの協力も得て運営をスタートしたようです。

1999年
WHO加盟を目前にした中国を巨大消費マーケットとしていち早く注目し、慧聡国際資訊(集団)有限公司と業務提携したそうです。自動車・コンピュータ・プリンター・サーバなどの市場に関連するマーケット調査レポートを発行。

2001年
DMN機構を主宰。エコ活動の取り組み実験として、企業デザイナーと地域産業のコラボを行ったそう。大手企業のデザイン部門と新潟県三条市のメーカーとのコラボ製品を製作します。
さらにエコプロダクツ2001に招待展示を実施。以後、「記憶のデザイン展」(国際デザインリソースアウォード/2003年)や、企業CSRイベントなど、国内外のエコ活動のサポートを実施しているようです。

2003年
持続可能な社会教育プロジェクトとして、環境意識の高い会社の参加のもと、環境教育書籍の学校寄贈活動をダイヤモンド社と共同開発したそう。第1弾として「1秒後の世界」を発刊し、たくさんの注目を集めました。

2006年
韓国大手企業のVIをメインとするブランディングを受注。

2011年
中国最大級のSNS・weiboのプロモーションのためのCMを受注。テニスプレイヤー李娜さんをキャラクターとするアニメCMの制作を手掛けたようです。

2012年
盛んに増えている中国人観光客を対象に、東京主催エリアと店舗を紹介するクーポンブックの「HOT OFF TOKYO」を発行したそう。第1号は北京、上海、広州にて5万部を配布。日本旅行が決まっている観光客に絞って配布する仕組みを作ったとのことです。

人材募集

公式HPによると、フィスコダイヤモンドエージェンシー事業本部では人材募集を行っています。
「独創性」、「クリエイティビティ」、「粋」、これらの言葉に何かを感じたら、履歴書やポートフォリオを送って欲しいとのこと。共に働く可能性について話ができたら嬉しいと考えているようです。
フィスコは余計なものには興味はないといいます。同社にあるのは、ただ仕事をするための手段とチャンス。応募者は自分のアイデアで、世界を変えるだけとのことです。

・デザイナー(Web)
年齢は不問、学歴は専門学校卒以上を求めているそう。経験は3年以上、Webデザイン・コーディングの経験(HTML/CSS/Javascriptを使ったWebページ制作)。また、グラフィックデザイン・Google Analyticsによるデータの解析の経験があれば尚可とのこと。
雇用形態は正社員で、勤務時間は9:30~10:30です。給与は経験と前職給与に応じて考慮となっており、選考プロセスは初めに書類審査があり、その次に第一次面接、第二次面接(最終)だそうです。

・アートディレクター/デザイナー(グラフィック・Web)
年齢不問、学歴は専門学校卒以上の人材を募集しているようです。雇用形態は正社員です。経験は3年以上で、グラフィック・Web両方の経験があれば尚可とのこと。
業務ではグラフィック、Webの区別なく両方の業務に携わるといいます。勤務時間は9:30~18:30。給与は経験や前職給与に応じて考慮とのこと。選考プロセスは、書類審査に始まり、第一次面接、第二次面接(最終)だそうです。

・コピーライター
募集人材は、学歴は4年制大学卒以上で、年齢は不問とのこと。3年以上の経験があり、広告~POPまで幅広く経験のある人は優遇。Web制作に携わった経験があれば尚可だそうです。
雇用形態は正社員。勤務時間は9:30~18:30です。給与は経験・前職の給与に応じて考慮されます。選考過程は、書類審査に通過したら第一次面接、その次に最終の第二次面接があるようです。

・映像クリエイター
年齢は不問で、専門学校以上の人材を募集しているようです。経験は2年以上で、撮影及び編集双方の経験のある人は優遇。動画は必須で、スチールと両方の経験があれば尚可とのこと。企画なども行うようです。
勤務時間は9:30~18:30まで。雇用形態は正社員で、給与は経験・前職給与に応じて考慮とのこと。選考プロセスは、最初に書類審査があり、次に第一次面接、最後に最終の第二次面接があるとのことです。

・営業職
募集人材は、年齢不問で学歴は専門学校以上とのこと。書類選考の上、随時面接を行っているようです。

気になる人は公式HPよりエントリーしてみてはいかがでしょうか。所属は、フィスコ及び関連会社である法人のいずれかになるとのことです。

未来のグローバル投資インフラを共に作る

フィスコのIRコンサルティング事業本部では、世界中の企業と投資家の経済活動をサポートする、未来のグローバル投資インフラを一緒に作る「仲間」を募集しているようです。
白井一成が代表を務めるシークエッジグループに所属するフィスコは、1968年に創業しました。その後一貫して、上場企業のIRを総合的にサポートしてきたといいます。
インターネット空間における金融情報配信業者として、抜きんでた知名度がある同社。これまでに積み上げてきた確かな実績と信頼、そして強固な顧客基盤と国内外の投資家ネットワークを強みに、企業と投資家を齟齬なく繋ぐIR実務支援の専門家集団とのことです。

フィスコは、次々と変わりゆく時代に、人々の投資、経済行動における決断に欠かせないインテリジェンスを提供するため、いつでも創造と変革を追い求めているそう。そして現在、フィスコは挑戦しようとしています。
それは、今まで培ってきたIR実務サポートの実績や顧客からの信頼などに甘んじることなく、過去の延長線上にはない新しい未来社会から求められるよう、自らの仕事の意義や角割を再定義することだそうです。

プラットフォームビジネスに転換
具体的に、投資をする側と受ける側の懸け橋となる効率的かつ効果的なコミュニケーションの「場(プラットフォーム)」の提供を目標としているといいます。この事業運営は、数多くの上場企業と、機関・個人投資家とを繋ぐ、ただ一つのサービスプラットフォームとのこと。フィスコが作り上げたいのは、企業だけでなく、資産家や消費者を含む世界規模のネットワーク。
IR情報や金融情報の拡散に留まらず、そこから多様なコミュニケーションが誕生し、様々なサービス・事業を創り出すことに繋がるネットワークだといいます。さらに、これらを実現するメディアや仕組みを組み合わせるそう。そうすることで、社会全体の投資意思決定工程の最適化に寄与し、事業活動を通した企業価値の創出に役立てたいと考えているそうです。

新しいインベストメント・エコ・システムの旗振り役へ
そしてフィスコは、サービスプラットフォームの運営を通して、たくさんの会社が持っている様々な課題に対応していくとのこと。
さらに最適投資をスピードアップさせるため、新しいインベストメント・エコ・システムの形成を目指しているそう。このポテンシャルは、決して日本だけのことではなく、特定の国や地域に限定されるものでもないといいます。

世界のありとあらゆる企業と投資家が団結し、世界全体の投資収益率を大きくするために欠かせない、将来性のあるグローバル投資インフラでありたい、会社と投資家間の情報格差を解消する新たなシステムの担い手でありたいと考えているようです。

世界中の投資家と企業の経済活動を繋ぎ、支えていく
これからの社会に欠かせない、世界中の投資家と企業にとってなくてはならない未来のグローバル投資インフラを作っていくというのは、楽しくもあり、やりがいのある試練とのこと。
同社は、長い人生においてそうそう経験できるようなことではないと語っています。新卒者、金融業界経験者・未経験者を問わず、フィスコと共に今後の未来を自分たちの力で切り拓いてみようという人を求めているそうです。
また、業界の限界を打ち破ってやろうという意欲をもった人を、仲間として迎え入れたいと考えているといいます。これは白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコの切なる願いとのことです。

新卒採用

IRコンサルティング事業本部では、新卒採用を通年で行っているそう。そのため、適宜選考をしているようです。
HPなどを見て、同事業本部の仕事に興味があるという人は、応募してみてはいかがでしょうか。
新卒は総合職を募集しており、案件ごとにクライアントに合ったオリジナルの提案を実施し、商品、サービスを提供するホールセール業務や、独自の視点でクライアントの企業分析、経営戦略の理解を深めていきます。
そしてクライアントのブランド価値を向上させるIRツールを手掛けていく編集業務など、企業サポートに繋がるような仕事内容とのことです。
配属先は、営業本部やIRコンサルティング事業本部の予定とのこと。研修の後、配属先が決まるそうです。

新卒総合職の応募資格は、大学・大学院卒業見込みの人で、理系・文系は問わないそうです。
勤務時間は配属先によって異なりますが、9:30~18:30が標準時間となっているようです。休日については、土日祝日休みの完全週休2日制。
また、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇があり、ワークライフバランスを取りながら働けるのではないでしょうか。各種保険完備で、健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金があります。

中途採用

シークエッジグループ(代表:白井一成)のフィスコでは、中途採用で多彩な職種を募集しているようです。調査研究職をはじめ、英文編集ライター、在宅勤務も可能なアートディレクター、エディトリアルデザイナーなど多岐にわたります。

・調査研究職
主な仕事内容は、各フィールドにおける政策立案を見据えた調査研究業務です。また、調査、統計分析、インタビュー調査などの報告書を作る業務、調査結果を考慮した事業戦略の企画立案などです。

応募にあたっての必須要件は、自治体・事業者などへのヒアリング調査、アンケート調査、データ分析の経験がある人。また、調査・計画分野の報告書作成能力、数値データの集計・分析能力が問われるようです。
さらにコミュニケーション能力を仕事に活かせる人を求めているとのこと。
学歴については、大卒以上。面接は2~3回実施されるそうです。想定年収は400~1000万円。年俸制で、給与改定は年に1回です。裁量労働制を採用しており、勤務時間は9:30~18:00が標準時間となっています。

休日に関しては、土日休みの完全週休二日、祝日、年末年始、有給、慶弔、リフレッシュ休暇があります。各種保険完備で、健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金があります。以降、基本的に労働時間、休日、保険は同条件です。

・経営企画
主な仕事内容は、経営戦略の企画・立案、商品コンテンツのマーケティング企画・立案、各種プロジェクトのマネジメントとのことです。
応募条件として、経営戦略企画立案の経験のある人、マーケティング戦略企画立案経験のある人などが挙げられています。
学歴は大卒以上で、面接は2~3回行われるそう。想定年収は1000万円~3000万円となっています。年俸制で、給与改定は年1回。裁量労働制で、勤務時間は9:30~18:30が標準時間とされています。休日や保険は調査研究職と同様です。

・CSRコンサルタント
仕事内容は、上場企業が株主や投資家向けて情報発信するCSRレポートの作成サポート業務のほか、環境経営に関連するアドバイザリー業務などのCSRコンサルタントを担当するそうです。
具他的には、CSR経営におけるサービスの企画提案をはじめ、環境CSRなどに関する調査・原稿作成業務など、企業向けコンサルティング業務、CSRレポートやアニュアルレポートなどツール制作のサポートなどを行います。
募集内容には、コンサルティング会社で働いたことがある、プロジェクトマネジメントの経験がある、CSR環境に関連する国内外の事例調査及び原稿執筆をしたことがある人が必須条件として挙げられています。

また、歓迎要件として、ビジネスレベルの英語力や実務経験がある人、環境・エネルギー分野や様々な業界における業務経験または知識がある人が記載されていました。
応募資格は大卒以上で、面接は2~3回行われる予定です。想定年収は400~1000万円とのことです。

・プロジェクトディレクター
上場企業が株主や投資家を対象に情報発信するためのアニュアルレポートといったIRツールの企画提案などの営業活動が主な仕事内容です。また、受注後の制作の進行管理業務を担当するようです。
具体的には、既存顧客への電話を主体としたフォロー。23区内の企業がメインとのことです。紹介による新規開拓が主ですが、テレアポによる新規開拓もあるそう。そのほか、企業分析、企画立案などがあります。
また、制作本部・英文編集チームなどほかの部署や協力会社との連携、企画・制作に伴うディレクション業務、進行管理、予算管理などを担当するようです。
必須条件は、SPツールにおける営業又は制作進行経験2年以上とのこと。

歓迎する要件は、経営分析などコンサルティング業務経験のほか、英語力(英文レポート制作の際の読解力)、金融業界での経験・知識を有している人、金融業界で積み重ねてきた経験や技術をIRという業界特化した分野で挑戦したい人などです。
さらに、財務諸表を読解し企業分析・アニュアルレポート制作・IRツール制作に興味を持っている人材も歓迎しているそう。
学歴は大卒以上、面接は2~3回、想定年収は300~600万円とのことです。

・編集
主な仕事内容は、上場している企業が株主や投資家を対象に情報発信するためのフィスコ企業調査レポートなどの編集、進行管理、クライアント対応をなどです。
具体的には、フィスコ企業調査レポート原稿の編集をはじめ、編集業務に関連するマニュアル類の作成。一部の校正・校閲、取材や提供資料を基にリライティング、企業調査レポートの配信、客員アナリストとの編集上の連携、IRコンサルティング事業本部・営業部・制作本部・英文編集チームなど他部署や協力会社スタッフとの連携。
さらに編集に伴うコーディネーター業務、進行管理、予算管理、外部スタッフへの教育など、多岐にわたり担当するそう。今IRコンサルティング事業本部に在籍し活躍しているみんなが中途入社とのことです。互いに助け合い、相談もしやすい空気の職場だといいます。
必須条件は、社会人経験5年以上、調査レポート・ビジネス系のメディア、紙媒体などの編集・校閲・ライター業務経験者、財務諸表に関連する基本的な知識を有する人とのこと。

歓迎する要件は、調査レポート・ビジネス誌などの編集・校閲・ライター業務を経験したことのある人、ニュース執筆の経験、知識を持っている人。また、金融業界での経験、知識を持っている人、出版・印刷業界で培ってきた経験やスキルを企業調査レポートという専門分野で挑戦したい人。そのほか、財務諸表を解読し企業分析・企業調査レポート制作に興味を持っている人、英語力のある人などを歓迎しているようです。
編集は全社員が在宅勤務とのことで、想定年収は300~500万円だそうです。

・英文編集ライター
主な仕事内容としては、上場企業が株主や投資家に向けて情報を発信するためのアニュアルレポートなどIRツールの英文への翻訳・編集業務を担当するそう。
具体的には、IRツールの翻訳及び執筆業務、コーディネーター・プルーフリーダー・チェッカーとの連携、翻訳原稿ファイルのやり取りのサポートとのことです。
必須条件として、英語を母国語とするネイティブスピーカーで、日本国内に在住している人。また、日本語能力検定レベル1以上、日本語から英語への翻訳経験が挙げられています。
歓迎要件としては、IRに関する知識・経験、IRツールの制作経験、財務・証券関連の文書の翻訳経験とのことです。

雇用形態は契約社員で、面接は2~3回実施し、適正テストがあるそう。想定年収は450万円~で、給与改定は年1回。勤務時間は標準時間で9:30~18:30。業務委託や短期間での就業も相談可能だそうです。

・企業調査アナリスト
主な仕事内容は、上場企業が投資家や株主向を対象とした情報発信のための企業調査レポートなどの取材、執筆を担当するそうです。
具体的には、企業への取材、企業調査レポート原稿の執筆、担当企業などに関する記事の執筆、業界やテーマ分析など各種分析。契約形態は、業務委託契約(客員アナリスト)とのこと。
必須条件として、企業分析に関連するレポート執筆経験が挙げられています。また、歓迎要件としては証券アナリスト業務経験者。さらに、シンクタンク又はコンサルティングファームなどでのレポート執筆経験者、金融業界での経験、知識を持っている人です。
学歴は大卒以上を募集しているようです。

・アートディレクター(在宅勤務も可能)
主な仕事内容は、上場企業のアニュアルレポートなどIRツール作成です。具体的には、統合報告書、ARなどの顧客ニーズをくみ取りデザイン提案、入稿、印刷品質管理。
また、デザイナー、カメラマンなどのクリエイターを統括し、プロジェクトを進行するそうです。制作の流れとしては、以下の通りです。

<1月、2月>企画・デザインのプレゼン
企画内容をディレクターと検討し、デザインカンプを作成。

<3月、4月>撮影・ビジュアル素材収集
編集のための素材集めを行います。また、取材をすることもあります。

<5月、6月>原稿や入手した画像を使用し、デザイン・レイアウト作成
クライアントのリクエストを聞きながら、デザイン・レイアウトを固めていきます。

<7月、8月>色校正確認
印刷会社へ入稿し、色校正をチェック。校了したら、印刷納品になります。

<9月以降>反省点の抽出

アートディレクターの仕事の流れのイメージがつかめたでしょうか?

必須条件としては、アートディレクターの経験のある人、コミュニケーション能力がある人、マネジメント能力のある人となっています。また、歓迎要件としては、IR業界でのデザイン経験とのことです。
主たる制作物は、英文もしくは和文のアニュアルレポート、統合レポート、CSRレポート、会社案内、事業報告書、株主通信など。作業にはMacで、アドビのイラストレーター、フォトショップなどを使用するそうです。

・エディトリアルデザイナー(在宅勤務も可能)
上場企業のアニュアルレポートなどIRツールを作ることが主な仕事内容です。具体的には統合報告書、ARなどの顧客ニーズをくみ取ったデザイン提案、入稿、印刷、品質管理など。
また、デザイナー、カメラマンといったクリエイターを統括して仕事を進めていくそう。制作の流れは、アートディレクターと同様です。
必須条件として、現場経験(デザイナーとしてのキャリア)のある人となっています。ほかにも、コミュニケーション能力のある人が挙げられていました。
歓迎要件としては、IRフィールドでのデザイナー経験、会社案内や雑誌などページものの経験、アドビのインデザイン経験2年以上とのことです。
主な制作物は、英文・和文のアニュアルレポート、総合レポート、CSRレポート、会社案内、事業報告書、株主通信など。作業にはMacで、アドビのインデザインをはじめ、イラストレーター、フォトショップなどを使用するそうです。

・営業補助スタッフ(アルバイト)
仕事内容は、電話応対をはじめ、メールでの顧客への連絡など。企画、資料収集補助、制作進行補助、原稿整理、校正、PCを使用したデータ整理などを行うようです。学歴は大学生以上とのこと。

・在宅ワーカー
上場企業が株主や投資家を対象に情報発信するための企業調査報告の編集をはじめ、ネット配信記事の制作対応などを担当するそう。具体的には、企業調査報告原稿の編集を行います。そのほかには、校正チェック、図表制作、企業などに関する記事の作成(企業のプレスリリース文又は決済資料を基準にしたリライトなど)、各種資料作成とのことです。
契約形態は、アルバイト雇用又は業務委託契約になるそう。必須条件として、自宅などにおいてワード、エクセルなどのファイル作業が可能で、メールによる連絡およびファイルの受け渡しができる業務環境が準備できること、とあります。歓迎する要件としては、財務会計に関連する基本的な知識(財務諸表を見て理解できる水準)、上場企業でのIR業務経験者。また、金融業界での経験、知識を持っている人とのこと。学歴は大卒以上となっています。

IR実務サービス

フィスコでは、任意/適時開示情報などのドキュメント作成をはじめ、投資家意識調査(パーセプションスタディ)や説明会関連サービスなど、上場企業のIR実務サポートを展開しているそうです。

個人株主向けIR・SR関連

・個人株主アンケート調査
株主通信などと一緒にアンケートを同封し、株主の属性をはじめ、投資理由、購入時期、株主優待の満足度などを把握。一定期間中に回収したものを分析し、これからのより効果的なIR・SR活動のための企画を提案してくれるそうです。

・個人投資家向け説明会
大きなセミナー・イベントをはじめ、IRコンサルティング事業本部が主催する定期開催の「個人投資家向けセミナー」まで、様々な「個人投資家向け説明会」の開催をサポートし、個人投資家層の拡大を手伝っているようです。

投資先を考えている個人投資家や既存株主に直接業績や事業動向を説明し、投資の検討を促進する効果的な機会だといいます。豊富な投資経験を持つ「フィスコクラブ会員」を集客のメインターゲットに据えているそうですが、説明会には幅広い年齢層の投資家が参加するという特長があるそうです。

・開示書類作成支援
公開買付届出書や株式交換契約書など、企業再編やM&A時における各種法定開示書類を、たくさんの実績をもつ弁護士事務所・会計士事務所と協働して作成するそうです。
作成サービスの対象書類は、公開買付届出書、意見表明報告書、株式交換契約書、公開買付報告書など。

・原稿チェックサービス
金融商品取引法や会社法など、複雑かつ多様化しているディスクロージャー制度について、実務を知り尽くしたIRコンサルティング事業本部専門スタッフが、預かった原稿の確認やその原稿に記載された内容に沿ったアドバイスを行うそうです。

投資家向け意識調査(パーセプションスタディ)

・国内パーセプション調査
国内の機関投資家やアナリストを対象に、第三者の立場からヒアリング取材を実施し、認識度調査を行うそうです。顧客への投資スタンスや経営・IR活動に対するリクエストなどを調査・分析。投資家やアナリストの業界及び顧客に対する認識を把握することで、これからのIR活動の改善やコーポレート・ストーリーの策定に関する助言をしてくれるようです。

・海外パーセプション調査
フィスコでは国内のみならず、海外パーセプション調査を行っています。
外国時株主判明調査に基づいて、顧客株式の運用期間に対して認識度調査を実施。個別訪問先の策定や海外投資家のマーケットコンセンサスを調査・分析するそうです。顧客株式をカバーする可能性のあるファンドマネージャーにコンタクトします。

説明会関連サービス(企業向け)

・説明会段取り(アレンジメント)
IR説明会の会場の手配をはじめ、集客など、説明会運営関連業務の支援をしてくれるようです。説明会当日の運営サポートも行います。

・説明会レビュー
フィスコのIRコンサルティング事業本部コンサルタントが顧客説明会について、アナリスト・機関投資家へ電話でのヒアリングを実施。その結果に基づいて評価・改善点をレポート形式で提供するというサービスです。ほかにも、顧客説明会について情報開示のポイント、質疑応答、投資家からのリクエストなどの意見・感想をフィードバックし、これからの改善点をIRコンサルティング事業本部コンサルタントが提案するそう。

・海外カンファレンスコール・アレンジメント
海外投資家向けのネットワークを活用し、海外機関投資家とのカンファレンスコールをアレンジメントしてくれるとのことです。

・説明会資料添削・作成
元証券アナリストをメインとしたコンサルティングスタッフが、クライアントの決算説明会資料を確認・評価し、コメントをレポートにしてフィードバックするそう。資料の構成、内容についても具体的なアドバイスをしてくれるようです。
希望によって、効果的な説明資料の作成もサポートしてくれるとのこと。

・株主総会動画
株主総会の模様を動画として記録し、ストリーミング配信を行うサービス。株主総会当日に参加できなかった株主及び投資家、関係者に対するサポートができるようになるそう。

・株主総会運営支援
株主総会の会場選定をはじめ、総会運営に欠かせない設備機器の選定、当日の運営スタッフの手配など、株主総会がスムーズに実施されるための総合的なサポートをしてくれるようです。

その他
・上場企業IR担当者向けフォーラムの開催
投資家と企業が信頼し合い、建設的にディスカッションできる関係を構築することの意義が再確認され、これまでの企業IRを様々な角度から再検証するといいます。日本企業がその存在感や中長期的な企業価値を伝えるための企業開示、投資家をメインとしたステークホルダーとのより良い関係の構築に資する今後の時代に適した「あるべきIR活動」に迫りたいと考えているそう。
このような問題意識から、様々な専門分野からの有識者を迎え、自由に議論を重ねながら日本企業の中長期的な企業価値アップやその実力を正しく伝える開示のあり方などに向けた課題や方策を考える実験的な場として「フィスコ・フォーラム」を開催しているといいます。

「フィスコ・フォーラム」は、起業の経営トップをはじめ、内外の様々な領域のプロフェッショナル、最前線を担う実務家のほか、資本市場に精通している投資家などが集まり、高い見地での対話とコミュニケーションを深めるための場とのこと。
IRコンサルティング事業本部は、同フォーラムで得られた示唆を国内のみならず、世界に向けて発信し、フォーラムを含む様々な場で議論が深められることにより、日本企業と投資家との建設的なコミュニケーションが醸成される一助となるそう。

・スマホ向けアプリの作成
投資情報を扱う専門家のフィスコアナリストのノウハウなどが凝縮された、全く新しいスクリーニング機能を有したオリジナルアプリの提供のほか、インターネット上で提供されている企業情報をワンストップで様々な投資家層に届けるためのサポートを行っています。

・周年事業サポート
社史・周年会社案内、PR施策といった、株主及びステークホルダーとのコミュニケーションの観点から、会社の周年事業を支援しているそう。周年専用サイトの企画・開発をはじめ、ノベルティ作成、イベント開催まで幅広くサポート。

・公告・広告
IRにおいても、広報と連携した広告・パンフレットなどによって、企業イメージをアップさせることが求められます。フィスコが持つ紙媒体の書籍出版やWeb媒体の個人投資家向けアプリを活用した広告・プロモーション活動をサポート。

・IR受電
IRに関する問い合わせを、専門のコールセンターにて受電するサービスを提供してくれるそうです。

・オーダーメード型出版
企業IR分野に絞り込んだ、オーダーメード型出版サービスを提供しているようです。
例をあげると、創業オーナーの生き方や哲学を後世に継承していきたいといったインナーコミュニケーションの強化、株主・投資家をメインとした幅広いステークホルダーに対する企業の知名度アップ・ブランディングなど。
課題認識をもつIRコンサルティング事業本部クライアントをメインに、その目的に沿った企画立案から出版までのマネジメント、全国書店への大規模な配本やパブリシティ活動など、一気通貫のサポートを行っているようです。また、同社グループの株式会社実業之日本社が有する書籍出版機能を共有し、提供するとのことです。

・社内向け勉強会・研修サービス
役員をはじめ部門責任者、IR担当者に対して、IRに関連する知見やプレゼンスキルアップなどを目的とした社内研修を行うそう。
白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコに所属するアナリストを交えた説明会模擬研修のほか、フィードバックを踏まえた補講研修など、目的に合わせたサポートをしてくれるとのこと。

・IR業務代行・請負サービス
IR実務のサポートを行う会社のパイオニアとして、IR担当者の業務や役割をIRコンサルティング事業本部に所属するIRの専門家が代行・サポートしてくれるようです。
IR実務支援会社の先駆け的存在として培ってきた同社ならではのハイクオリティな各種サービスも併せて提供するとのこと。また、顧客の適時開示情報と任意開示情報に関するIR実務を全面的に支援してくれるそうです。

情報開示資料等の英文化・多言語化

 

財務・IR翻訳

フィスコでは、決算短信をはじめ適時開示の英語訳、各種リリースや和文の決算説明会資料を英文でPPT化するサービスを提供しているそうです。また、英文財務諸表の作成についても、対応できるとのこと。

ディスクロージャー資料の英文翻訳ニーズは着実に増加しているそう。
そんな中で、グローバルに通用する財務翻訳機能を提供できる第三者機関を、会社は求めているといいます。しかし、実際には業界が未整備のため専門の財務翻訳者は足りず、財務翻訳に特化した専門会社は極めて少ないそうです。
IRコンサルティング事業本部は、速報性が要求される決算短信や適時開示において、データとノウハウの蓄積を実施し、納期への対応と安定したクオリティを実現しているとのことです。
また、各種リリースや決算説明会資料などの和文資料を英文でPPT化するサービスなどもあわせて提供しているとのこと。さらに、昨今特に需要が高まっている英文財務諸表の制作についても対応できるそうです。

まずはヒアリングをして、英文財務諸表作成の目的や納品仕様(印刷の有無など)を聞き取るそう。新規作成の場合は、どの会計基準をベースにするかを決め、指定の会計基準に即した財務諸表を新しく作成。
前年度からの継続作成の場合、同じ会計基準で作成し、前年度版のアップデートを作成。また、会計基準を変更して作成する場合は、どの会計基準をベースにするか決定し、基準に沿って財務諸表を新しく作成するそうです。

作成後は、監査法人対応のサポートがあるとのことです。

開示資料の英訳
40年を超えるIR分野において翻訳ノウハウを蓄積してきたことにより、すべての開示資料の翻訳をサポートしてくれるそうです。
クライアントの好みや開示資料の内容に合わせて、担当ライターが仕上がり英文のニュアンス調整を行うと言います。内容は、英文会社案内、英文株主通信、英文ニュースリリース、英文ウェブサイト、英文社内報など。

IRコンサルティング事業本部の確立された翻訳フロー
フィスコではネイティブライターによる相互チェックに加え、日本人バイリンガルチェッカーによる確認も行っているようです。

いつでも社内にいる、母国語が英語のネイティブライターが英訳を行い、2人のネイティブライターがお互いに意見交換、確認をする「クロス・エディティング・システム」を採用しているとのこと。原稿提出時には、フィスコに所属する専門のバイリンガルチェッカーが、日本語特有の表現を含め、適切に翻訳されているかチェックを行うそう。表現・用語を統一するための「用語集」をあらかじめ整備し、運用を徹底。
一回英訳したワーディングが自動でヒットするシステムを導入し、年数を追うごとに顧客独自の言い回しをデータ蓄積するそう。英文の支給原稿のネイティブチェックも引き受けているようです。

サービスメニュー
フィスコでは、年間パッケージを希望するクライアント向けの特別プランを用意しているそうです。

・年間Aプラン
仕上がりワード約18,000w
翻訳内容例としては、リリース×6本、説明会資料年2回、決算短信年4回、その他ヘルプデスクです。

・年間Bプラン
仕上がりワード約40,000w
翻訳内容例は、リリース×20本、説明会資料年2回、決算短信年4回、その他ヘルプデスクです。

・年間Cプラン
仕上がりワード約65,000w
翻訳内容例は、リリース×25本、説明会資料年2回、決算短信年4回、その他ヘルプデスクです。

いずれも説明会資料はフォーマット費用を含まない概算とのことです。
検討する場合、年間に発生する翻訳の分量(英語又は日本語)をカウントし、フィスコが顧客に合った最適のプランを提案してくれるそうです。

コミュニケーションツール

シークエッジグループ(代表:白井一成)の株式会社フィスコが提供するサービスの一つ、コミュニケーションツールについて紹介していきます。
代表的なコミュニケーションツールは4つあり、「統合報告書/アニュアルレポート」「CSRレポート」「株主通信」「オンラインサービス」。そしてその他ツールとなっています。

・統合報告書/アニュアルレポート
顧客の将来的な価値や成長戦略、財務・業績に影響する要因を大切な項目(マテリアリティ)として特定。これまでの企業価値アップへの取り組みと関連させて説明するレポート制作をサポートしてくれるそうです。
欧米では、全ての株主に対して株主総会開催に先駆けて統合報告書/アニュアルレポートが届けられているそう。日本において同レポートは、外国人株主だけを対象読者とする時代に始まったことや、配当などに関しては株主総会で決められるという理由もあり、総会が終わった後に可及的速やかに届けられてきたといいます。

IRコンサルティング事業本部は、このような利用場面を想定し、株主や投資家に統合報告書/アニュアルレポートを通して企業の「無形資産(見えない資産)」を強みとして届けることが大事だと考えているようです。
そのために、企画から制作に至る業務遂行の品質の高さ、タイムリーディスクロージャー時代に合ったスピード感のある体制作りに情熱を注いでいるといいます。また、近年欧米企業では冊子版(AR)の印刷部数を減少させています。それらをオンラインARとしてネット上に載せるというスタイルも急速に浸透しており、IRコンサルティング事業本部はそれに対応できる体制も社内にあるとのことです。冊子の印刷部数が減る事で、環境保護にも繋がっているのではないでしょうか。

統合報告書/アニュアルレポートはただの年次報告書ではなく、長期投資家が潜在的な企業価値を評価するために活用する大切なコミュニケーションツールと言えるでしょう。これまでに培ってきた企業価値のみならず、将来価値を的確に伝えるためのIR課題を捉え、戦略的にストーリーとして「読まれ、活用される」レポートを目指しているとのことです。

統合報告書
2013年度は各業界を牽引する企業や2~3位企業がより早く統合レポートへ切り替え、翌年以降は、進化型レポートとして統合版アニュアルレポートが認識されてきたそう。それに伴って切り替えを本格検討する企業が増加しました。伊藤レポート、SSコード、CGコードを追い風に統合報告書の潮流が本格化しているそうです。

統合報告書では、株主や投資家などのステークホルダーに、中長期視点に立った企業価値を訴えかけることが可能なのだとか。

特にIRの視点からは、中長期試行の投資家とのコミュニケーションにおいて大切な役割を果たすそう。社内的には、統合的思考の醸成による企業の経営改革に繋げられるといいます。ビジネスモデルの説明をはじめ、企業活動、価値創造の全てを示すのに有効であることが認知されつつあるそうです。
IRコンサルティング事業本部は、クライアントのニーズを勘案し、コストパフォーマンスの高い提案を行っているようです。

IRコンサルティング事業本部の考え方
IRコンサルティング事業本部が考える統合報告書は、投資家に読まれ、そのほかのステークホルダーの「知りたい」需要を十分に満たす報告書であるといいます。特に大事にしていることは、次の二つ。

① 「長期投資家志向(Investor Oriented)」で、②潜在的な企業価値を伝えるに必要十分なストーリー(Connectivity)」を満たすこととのことです。

IRコンサルティング事業本部は、ただのアニュアルレポートとCSRレポートの合本を統合報告書として提供することはしません。
網羅的な非営利活動からクライアントの将来価値や成長戦略、業績・財務に影響を及ぼす要因をマテリアリティ(重要項目)として特定し、これまでの企業価値アップへの取り組みと関連させて説明する報告書の制作をサポートするそうです。

具体的に、「Integrated Annual Report = Investor Oriented + Connectivity」の視点からアプローチしていくといいます。
Investor Orientedは、組織が長い間価値を創造し、それをキープする能力(持続的成長力)を示し、長期志向をベースに投資判断をする投資家に対して適切に開示することだそうです。

Connectivityは、企業の見えない資産を、ナラティブな物語として整理する。社会問題解決(気候変動など)に資する企業活動の企業価値評価への意義・関連付けを長期投資家の目線から整理することだそうです。

フィスコが提供する統合報告書/アニュアルレポート制作は、同業他社と比べてコスト面やクオリティ面で優位性があるそう。IIRCの基づくコンサルティング、制作力、企業を見る分析力、ステークホルダーへの配信力と制作に求められる要件を全て満たしているようです。
また、統合報告書/アニュアルレポートをHTML化し、財務諸表などはPDFで見られるようにするHTML HYBRID版サービスも行っています。近年、非財務情報への迅速なアクセスが重要視されているといいます。
財務情報や数字から見えないメッセージや経営戦略には、HTML HYBRID版で「簡単アクセス」が潮流となっているそう。
フィスコに冊子データを支給するだけで、HTML HYBRID版を作成してくれるとのことです。

HTML HYBRID版のメリットはいくつかあります。
① アクセス改正によってコンテンツへの興味動向が把握できる
② 検索サイトからのアクセスが増加し、情報の見える化がアップ
③ 関連コンテンツへのリンクを設置することで閲覧者の回遊性が向上し、情報伝達と理解を促進できる
④ 媒体が増えることで、閲覧者の選択の幅が広がる

同事業本部に統合報告書/アニュアルレポートの作成を任せれば、冊子納品後からHTML制作をスタートするため、最短1ヵ月で納品されるそう。ワンストップでのサービス提供が可能だということです。

CSRレポート
IRコンサルティング事業本部は、報告書の第三者保証の取得に向けた各種ガイドラインとの照合作業や、それらを熟知したコンサルティングと合わせた総合的なツール制作を行っているそうです。
同事業本部がCSRレポートを大事に考える理由は、IRの要素をCSRにコンテンツに組み込むことで、企業品質を訴求することが可能になるからだそうです。
リーマンショックは加熱しすぎた市場崇拝主義への反省をもたらしました。

また、地球温暖化問題は、成長市場主義への反省にも繋がっているといわれています。これをバックグラウンドに、ESG情報に重きを置く投資家が現れ、最終資金の出し手である個人、市民、社会に留意しなければならなくなったようです。企業は、社会的責任における国際水準での共通言語たるこのスタンダードに準拠して説明をすることが、当然のように求められるようになっていると、フィスコのIRコンサルティング事業本部は考えているといいます。

CSRレポートにおいては、発行主体が単独で作成するケースは多くないそう。コンサルタントや制作会社など、外部のスペシャリストを交えて作成するのが大半となっているようです。同事業本部はこのような傾向を考慮した上で取り組んでいるとのこと。
具体的には、国内外におけるCSR関連の動向分析・事例研究に基づいて報告書の第三者保証の取得に向けた各種ガイドラインとの照合作業、それらを熟知しているコンサルティングとを合わせた総合的なツール制作を行っているようです。

第三者意見のコーディネーションサービス
CSRレポートを発行する時、自分の会社のCSR活動、運営状況についての評価、情報開示のあり方に対するコメントを社外の専門家に委託し、客観的意見として報告書に掲載する会社がたくさん見受けられるそう。第三者意見を掲載することに対し、「どのような専門家に」「何について」「どんな評価基準をもって」コメントしてもらうのかを、事前にはっきりさせておくことが重要だといいます。
IRコンサルティング事業本部はクライアントについて、これらを踏まえたクオリティの高いコーディネーションサービスを提供しているそうです。

流れとしては、①クライアントニーズの把握からはじまり、②執筆者の人選・委託、③原稿執筆・チェック・編集、④クライアントとの期待値調整、再び③原稿執筆・チェック・編集に戻り、④を経て⑤レポートへの掲載となるようです。

株主通信
株主通信は、企業が株主に直接届ける、ただ一つのコミュニケーションツールだそう。
制度開示の内容は年々レベルが上がっていて、株主がその内容を理解するにはかなりの専門知識が必要になってくるという事象が起こりつつあるとのことです。
このようなバックグラウンドにより、株主に対してよりわかりやすく説明する工夫が企業には求められているといいます。また、株主通信の制作においても、読者の立場に立った企画力、デザイン力、編集力、解説力を駆使しなければなりません。
今後も株主通信は、ビジネスの現場で広く使われていくことになるでしょう。アニュアルレポートがそうであるように、財務の裏付けのあるツールでなければ、社会から信用されない時代が来るとのことです。
フィスコはこの観点から、株主通信は株主だけでなく、当局、地域社会、さらには就職活動をしている学生といった潜在個人投資家にまで幅広い人に読まれる、利便性の高いツールになることを意識して提案しているそうです。

同グループでは、簡易版株主通信の作成サポートも実施しています。
配置や掲載内容を定型化することで、短期間かつ低費用で作成可能。また、「企業調査レポート」との連携のもと、株主通信に高品質なフィスコアナリストのコメントを毎回掲載できるそうです。

簡易版株主通信の特長として、下記の3点が挙げられます。
① アナリストコメントの掲載が可能……金融情報プロバイダーである同グループだから可能とのこと。
② スピード対応……確率された制作フローに則り、迅速な制作を実現。
③ クリエイティブ力……アニュアルレポートなど、IRツール作成ノウハウを活かすそう。

簡易版株主通信の仕様
デザインは3パターン用意されており、その中から選べるそうです。色の変更も可能とのこと。ページ構成やグラフの年数などは変更できません。
掲載内容は、社長メッセージ、事業セグメントレビュー、通期の業績予想、アナリストコメント、連結財務ハイライト、フリーページとなっています。

掲載内容について詳しく見ていきましょう。
① 社長メッセージ……当該期間の市場環境、全社業績報告、直近2期分の業績比較。さらに社長のサイン掲載もできるそうです。
② 事業セグメントレビュー……当該期間の業績報告。画像掲載もできるそう。
③ 通期の業績予測
④ アナリストコメント
⑤ 連結財務ハイライト……文章とグラフをつかってKPIの推移と説明を載せられます。
⑥ フリーページ……グループ会社のハイライト、会社概要、トピックス、株主メモなどを載せられるそう。原稿や素材は、顧客から提供することになります。

オンラインサービス
フィスコのオンラインサービスでは、各種ツールのオンライン化をはじめ、コーポレートサイトやIRサイトの構築も実施。また、IRサイトのコンサルティング・構築・運用など、幅広くサポートしているようです。

オンラインレポート
昨今は、統合報告書/アニュアルレポートをはじめCSRレポートなどの印刷物の発行部数を削減し、そのコンテンツをWeb上に掲載するスタイルが普及しているそう。IRコンサルティング事業本部は、それらのコンテンツ作成、IRコミュニケーションツールの作成も行っているようです。
サイト制作においても、IR視点のノウハウは欠かせません。同事業本部は、コーポレート・コミュニケーションツール制作の専門集団として、IRに特化したオンライン制作物を的確に提案してくれるとのことです。

HTML版レポート
統合報告書/アニュアルレポートは昨今、非財務情報への迅速なアクセスに重きが置かれています。財務情報や数値から見えないメッセージや経営戦略には、HTML HYBRID版で簡単にアクセスできる流れになっているそう。
HTML HYBRID版とは、投資家へ向けたメッセージをはじめ、経営戦略、価値創造モデルなど、非財務情報と財務ハイライトといった主要コンテンツをHTML化し、財務諸表などはPDFで掲載する方法とのことです。
同サービスは、冊子データ(PDFやIndesignデータ)を支給するだけでHTML HYBRID版を作成できるようです。
HTML HYBRID版にするメリットは下記の通りです。

①アクセス解析によって、コンテンツへの興味動向を把握できる
②検索サイトからのアクセスが増加し、情報の可視化がアップする
③関連コンテンツへのリンクを設置することで閲覧者が回遊しやすくなり、情報伝達と理解を促進できる
④媒体が増加することで、閲覧者の選択肢が広がる

IRコンサルティング事業本部に統合報告書/アニュアルレポートの作成を依頼することで、冊子からHTML HYBRID版の作成までワンストップでのサービスが受けられるそうです。最短納期は1か月とのこと。
チーム内外の連携、データ共有など業界の中でもトップレベルのサービス体制を活用し、各製作工程を簡素化することで、短い納期が実現しているとのこと。
中でも、手軽に採用できるHYBRID版がグローバルで増えている傾向にあるそうです。

コーポレートサイト・IRサイト構築

昨今、上場企業にとってIRサイトは必須コンテンツと言えるでしょう。しかし、サイト制作・管理はIR担当者の本来の仕事ではありません。IRコンサルティング事業本部は、IR担当者の業務サポートとして2000年からオンラインサービスをスタートしました。
主に新興・中小型株式企業向けにIRサイトのコンサルティングをはじめ、提案、構築、作成、運用、運営など、上場前の提案から上場したあとのサポートまで、幅広いサービスを提供してきたようです。

IRコンサルティング事業本部にはIRサポート会社の目線と、昔から社内にWebサイト制作チームを持つ強みがあり、IRサイト制作実績は数十社に及ぶのだとか。顧客の様々な要望に応えながら、社内外の仕様環境や独自ガイドラインに対応してくれるようです。

社長メッセージなどの動画制作
社長や取締役などが語るメッセージは、投資家へのアピール力が高いツールとのこと。投資家に直接語り掛けることで、説得力や理解度が高まるでしょう。企業の透明性などをアピールできる効果もあるそうです。

ファクトブック
白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコでは、各種財務指標・経営数値の過去の長期データをはじめ、マーケット動向や競合の状況などを掲載し、よりプロフェッショナルな需要に対応するファクトブックを提案しているようです。説明会などIRミーティングでの活用を想定した提案もできるとのこと。

インベスターズガイド
インベスターズガイドはアニュアルレポートとは異なり、業界内やその他比較データを活用するなど、投資家が理解しやすいように工夫した作り込みができるそうです。IRコンサルティング事業本部では、たくさんの経験や実績により、企画構成から助言まで、顧客の要望に幅広く的確に応えてくれるそう。自分の会社ならではのガイドを作成できるのではないでしょうか。

会社案内
「何のために会社案内を作るのか」を明確にしておく必要があり、意図のないまま制作しても、思うような成果は望めないといいます。
フィスコでは、顧客の制作目的や背景を理解して、伝えたいことを確実に形にするそう。

IRコンサルティングサービス


フィスコのIRコンサルティング事業本部が提供しているIRコンサルティングサービスは大きく分けて、総合IRコンサルティング、ESGソリューション、IR・SRインテリジェントサービス、IPOコンサルティング業務の4つがあります。

総合IRコンサルティング

IR活動の目標設定をはじめ緊急時の対応方法まで、クライアントのIR活動の強化をきめ細やかにサポートするサービス。情報開示や投資家説明会に対する助言、経営や情報開示に関する事項についてコンサルティングするようです。

・中期経営計画策定支援
経営ビジョンや中長期的な経営戦略について、投資家たちが求める情報開示内容に則したデータ及び訴求力の高い戦略シナリオを作り上げる支援を行うそうです。
中期経営計画のポイントを的確にわかりやすく投資家に伝えるための表現、計数目標の実現性の性格な説明など、クライアントの課題解決に応じるのが白井一成が代表を務めるシークエッジグループ・フィスコの中期経営計画策定支援です。

・IRポリシー策定支援サービス
投資家が求める情報開示内容に対応するため、クライアントのIRポリシーを策定する支援を行うそうです。投資家からの信頼・適切な評価を得るのに大事なIRを効果的に行うため、目標設定をはじめ基本姿勢の明確化、情報開示指針、開示体制の整備について助言するそうです。

・企業調査レポート
アナリストによる企業取材レポートとのこと。経営戦略、実行力検証、成長性のアナライズなど、投資家が興味のある内容を集中的にレポートするそうです。そんなフィスコの企業調査レポートの魅力は下記の通りです。

①優れた分析力・編集力をベースとするハイクオリティなレポート
フルオーダーメードの全編オリジナルレポートです。公正中立な立場に裏付けられた高い信頼性があるそう。投資家のプロが認める情報分析力、主要メディアでトップの閲覧シェアを誇るコンテンツ編集力があるそうです。

②異なる投資家に向け、適切な媒体を通して幅広く情報を配信
金融情報プロバイダーである白井一成が代表を務めるシークエッジグループのフィスコ。同社が作るレポートだからこその国内機関投資家からの閲覧率の高さがあるといいます。

各金融ポータルなど、14社の主要メディアを通した個人投資家への配信力も魅力の一つです。
また、証券会社のイントラネットなどへダイレクト配信できるようなので、営業・窓口担当者を介して地方の富裕層にも行き届くそう。配信先となる各種媒体・証券会社の数は増え続けているようで、これからますます多くの市場関係者に向けて情報を発信していくことでしょう。

<アプリ、Web、フィスコによる企業調査レポート発信の事例>
アナリストの企業分析ノウハウのほか、銘柄選定のテクニックがぎゅっと凝縮されており、企業情報や分析機能を提供する無料のスマホアプリがあります。App StoreとGoogle plaで配信しているので、スマートフォンを持っている人なら利用できるでしょう。
見逃したくない株情報はアラート機能でお知らせしてくれるようです。必要な企業情報が全て1つのアプリに入っているので、株情報を調べるのにPCや本は必要なくなるかもしれませんね。

フィスコアプリの特徴は、株価や事業内容のほか、業績、株主優待、適時開示情報といった入手するのに手間がかかる情報まで、株式投資に欠かせないあらゆる企業情報が入っているところと言えるでしょう。紙の情報誌をめくるような感覚で、色々な銘柄情報を一度にさっと見ていくことのできる機能もあるそうです。さらにアプリでは株のことなどをいつでもフィスコのアナリスト陣に質問できるそうです。有効に活用していきたい機能ですね。
また、アナリストのノウハウが盛り込まれたスクリーニング条件を、自由に組み合わせて銘柄をソートできるとのこと。
投資家のニーズに配慮したソート機能が備えられており、まさに痒い所に手が届くアプリなのではないでしょうか。ソートした銘柄の企業情報は、その場で詳しく確認することも可能だといいます。スクリーニングの例としては下記のようなものがあるようです。
「時価総額100億円以上・今期経常増益率3期連続10%以上・REO10%以上」、「外国人持ち株比率の変化率前期比10ポイント以上増加・売買代金の25日平均1億円未満・信用倍率1倍未満」といったスクリーニングができるそうです。

・M&A関連コンサルティング
スカラのM&A関連コンサルティングは主に3つあります。

1、経営統合コンサルティング
激しく変化する事業環境において企業価値をアップさせるために、経営統合が多くの企業の大切な選択肢の一つになっています。
株主判明調査、パーセプション調査を通して株主属性を把握し、経営統合議案の可決に向けたコンサルティングを実施すると同時に、経営統合を効果的なIRに繋げるためのサポートを行うそうです。

2、企業再生コンサルティング
企業再生に関わるファイナンス・株主対策のコンサルティングやアクションプランを提供するとのこと。

3、企業価値評価
企業の将来のキャッシュ・フローに基づく企業価値評価を行うそうです。M&Aの実施をはじめ敵対的株主提案、TOBがあった際に、企業価値評価を裏付けに、株主へ説明をするための支援を行います。

 

ESGソリューション

・ESG情報開示支援
クライアント企業のESG戦略の構築・実行工程を見据え、企業価値向上に資するオリジナル性を株主や機関投資家をメインとしたステークホルダーにアピールするESG情報開示をサポートするそうです。
コンスタントな報告書だけでなく、多様な媒体を用いた読み手に届く開示を支援するそうです。

<提供サービス>
・ESGを意識した統合報告書/IRドキュメントの改善
・CSR情報をESG情報へ転換するためのコンサルティング
・ESG企業調査レポート
・フィスコプラットフォームを通じた配信
・フィスコメールマガジンにてピックアップニュースとして配信
・外国機関投資家向けの英語情報発信
・主要ESGインデックスへの訴求
・社内研修
・ESG情報の経営活用に向けたコンサルティング

IR・SRインテリジェントサービス

・アナリストネットワーク
国内外の機関投資家に対して企業調査レポートの配信許可を取っているそうです。機関投資家に直接レポートをメール配信(PUSH型の情報配信)しているといいます。

IPOコンサルティング業務

・IPO支援業務
フィスコではIPOを目指す未上場企業を対象に、IR活動のサポート、コーポレート・ストーリーの策定サポート、IRサイトの構築サポート、IRマテリアルの作成など、顧客のIPOプロジェクトチームの一員として全面的にサポートするそうです。

上場市場の指定替サポートも行っているとのこと。
提供サービスの一例は下記の通りです。

・IRに関する基本的な知識指導
・IRサイトの構築サポート
・IPO準備に向けた初動デューデリジェンス
・ディスクロージャー体制整備作業サポート・アドバイス
・監査法人、主幹事証券会社、証券代行、印刷会社などの紹介
・資本政策に関するアドバイス
・コーポレート・ストーリーの策定サポート・アドバイス
・IRサポート・アドバイス
・IPO後の成長戦略立案サポート・アドバイス
など